レッスン枠のご案内 ヴァイオリン教室 船橋

多くのお問い合わせをいただいているため、レッスン枠が限られてまいりました。そのため大人の方の新規レッスン受け入れは下記のように制限しております。状況が変わりましたらこちらでお知らせいたします。(2026年4月現在)

  • 当面大人の方の定期コースでの受け入れを停止します。
  • トリオ、弦楽四重奏などのレッスン、ピアノを演奏する方が講師と演奏しながらレッスンを受ける(デュオ)など、室内楽・アンサンブルのレッスンはワンレッスン制で承ります。単発レッスンも可能ですので、曜日時間など詳細はご相談ください。
  • 大人の方の個人レッスンは、平日午後の早い時間帯にワンレッスン制で受講できる方のみ承ります。

お子様のレッスンは受け入れ可能です。現在、幼稚園生、小学生、中学生の皆さんと楽しくレッスンしています。枠が限られますのでレッスン可能な曜日や時間帯はお問い合わせください。

レッスンの詳細はこちらをご覧ください。


幼稚園生の体験レッスン 〜優しく、厳しく〜

最近、新たに幼稚園生のレッスンを始めました。

体験レッスンでは、お話しして短時間レッスンしただけでしたが、お母様から「厳しくて優しい優意先生が好きなのと申しております」というメールをいただきました。まだ幼いのにほんの少しの、しかも初対面のレッスンでそんな感想が出るなんて、しっかりした観察眼を持ってやる気があるんだなぁと感心してしまいました。もちろん短時間でも細か〜く細か〜く何度も直しながら楽器と弓を持ってもらいましたよ。よくお話しを聞いてなんでも挑戦してくれました!

初めてヴァイオリンを習う方のレッスンは「子供のためのバイオリン教室」「新しいバイオリン教本」「篠崎バイオリン教本」「鈴木バイオリン教本」といった一般的な教本からスタートしていますが、漫然と教本の最初から順番にやっていくということはしていません。「今は何の技術を身につけるのか」と考えて課題を取捨選択しながら、教本に載っていないエクササイズ、基礎訓練も追加してレッスンしています。私がピアノを弾きながらそれに合わせて歌う、リズムをたたく、音符クイズなどバイオリンを弾く以外にもやれることはたくさんあります。「30分(または40分)レッスンは長くて大丈夫かしら…」というご質問もいただきますが、特にお子様の初めてのレッスンでは30分間ヴァイオリンを弾き続けるということはありません。ヴァイオリンを弾く以外にもできることはたくさんあって、30分では終わらないくらいです。

まずレッスン開始しばらくは準備の仕方だけでも教えることがたくさんあります。ケースからの出し方しまい方、弓の毛の張り方緩め方、松脂のつけ方、楽器や弓の拭き方、肩当てのつけ方…子どもがやるとあっという間に10分くらい経過します。これは次第に素早く準備できるようになります。

それからどのように立つのか、立つ場所、楽器の持ち方…まず音を出すまでに何ステップもある弦楽器ですが、徐々に慣れていく大切な導入部分です。ここの部分の根気強さはヴァイオリンらしいよい音や今後の上達に直結しますので、「その子らしい良い音を持ってもらいたい」という気持ちでレッスンしています。

これからたくさんの素敵な音色、音楽との出会いが待っていますように。


弓が持てるようになった秘密

大人になってからヴァイオリンを習い始めた生徒さん。弓の持ち方は最初の難関ですが、レッスン開始2、3ヶ月くらいであっという間に少し良い感じに!お仕事もお忙しいのになぜこんなに早いのかしらと思って聞いてみたところ、メルカリでジャンク品の弓を1000円くらいで買ってリビングに出しっぱなしにしておき、いつでも触れるようにしているというのです。レッスンでは弓を持つためのいろいろな体操も教えていますが、夜、テレビやパソコン見ながらでもできるとのお話でした。

弓

意外なメルカリの活用法で感心しました。弓の代わりに鉛筆などで持ち方を練習する方法はありますが(鉛筆は鉛筆で弓より軽くて持ちやすいなどの利点はあります)、本物の弓にたくさん触れるためにはいいアイディアです。ヴァイオリンはさあ練習しようと思ったところで、弾くまでの準備が面倒に感じてしまうんですよね。ケースを開けて、弓出して、弓の毛張って、松脂つけて、いったん置いておいて、ヴァイオリン出して、肩当てつけて、さあ弓も持って、まずは調弦をしないと…となると、蓋を開けるだけで弾けるピアノに比べてどうしても腰が重くなります。生徒さんのアイディアは、出しっぱなしにしておいてなるべく触れる時間を増やすという点で成功していると思いました!

弓の正しい持ち方について、指のあてる場所、曲げ具合など、私が正しいことを細かく説明することはできます。それを頭で理解しても、それを身につけ、自在に操れるようになるには「慣れ」が必要ですので、弓に触れる時間を確保する工夫が素晴らしいと思いました。


いよいよ1ヶ月後〜10月マルシェ弦楽四重奏団主催公演にむけて<3・パーセル>

来月に向けてリハーサルにも力が入ってまいりました。リハーサルの音源から、ちらっとパーセルのファンタジアがお聴きいただけます。

ヘンリー・パーセル(1659年 -1695年)はイギリス生まれ、ウェストミンスター寺院のオルガニスト、王室楽団の作曲家として活躍しました。伝統の上に新様式を盛り込み、英国音楽に新風を吹き込んだバロック時代の作曲家です。

16世紀から17世紀初頭にかけて、イギリスではヴィオールの合奏がもてはやされ、同時代に活躍したイギリスの作曲家たちはこのレパートリーのための音楽を残しました。パーセルも3声から7声まで多彩なヴィオールの作品を作曲しています。

「4声のファンタジア」とある通り、後にハイドンによってヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロによる弦楽四重奏のスタイルが確立される以前の曲です。元々はヴィオール属(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のために書かれました。

こういう楽器ですね。厳密には細かい違いがあるためヴァイオリン属の先祖とは言えないようです。

弦楽四重奏という形式が確立された後の曲より、4つの楽器の役割分担が明確ではなく、一つのものを自由に4人で紡ぎ出すような面白さを感じます。10/12のコンサートでは、この曲から演奏をスタートし、いろいろな「うた」が広がっていきます。


第11回日本ジュニアヴァイオリンコンクール

昨年12月からレッスン開始した生徒さんが6歳部門第4位に入賞しました。

【参加目的】

・目標を持って練習し、舞台で演奏する経験をさせたい

コンクールに出場するとなれば曲を完成させる期限があり、完成度も求められますから、真剣度が変わります。

・同年代の演奏を聴いたり、いろいろな曲に出会う経験をさせたい

自分と同じ年齢の子が難しい曲に挑戦しているのを聴くと、やってみたい!という気持ちが高まるのではないかと思います。

【指導方針】

初めて楽器を持つのですから難しい曲を弾くのではなく、良い姿勢や構え方、正しい弓の持ち方、まっすぐなボウイング、正しい左指の並べ方、を習得することに特化したレッスンをしました。また、あまりに難易度の高い要求ばかりでヴァイオリンが嫌になってしまう、ということがないように心がけました。

選曲もコンクールで映えるかどうかではなく、左手の指を正しい形で並べる練習になるかどうか、譜読みや運指の難しさに必死になって姿勢やボウイングへの注意がおろそかにならないかどうか、を基準にしました。最初に自己流の癖をつけると曲が難しくなるにつれて必ずどこかで行き詰まりますし、その癖の修正は大変な労力がかかり、ロスが大きいです。

本番はムラのないしっかりした良い音、良い音程で弾けていましたので、今回の目標は達成できたのではないかと思います。今回のコンクールは審査員の先生方から書面で講評をいただけるのですが、ボウイング(弓使い)の美しさは全員から高評価を得ることができました。今後さらに上位を目指すのであれば、曲の難易度を上げることが必須になります。基礎の基礎!の部分はおおよそ習得したと思いますので、少しずつ難しい曲にもチャレンジしていけたらいいですね。

プロを目指していなくてもある程度しっかり上達したいというお子様は、コンクールも良い経験になりますので、それに合わせたレッスンも可能です。毎日の練習は必須になりますが、日々目覚ましいスピードで発達する幼少期にヴァイオリンと身体が一体となるような演奏方法を、持ち方から妥協せずに教えます。初心者は最初がいちばん大切です。コンクールに挑戦するかどうかにかかわらず、上手に弾けるようになりたい方、お問い合わせください。

近年は昔と違ってコンクールが乱立しており、その弊害も指摘されるところですが、レベルも様々で、プロを目指す子どもたちだけのものではなくなってきています。ご希望の生徒さんには、専門的に学ぶ方も含めてそれぞれレベルに応じたコンクール選び、また演奏のアドバイスをいたします。

また千葉県は学校の部活動としての弦楽部、オーケストラ部も盛んですので、その発表会やオーディションに向けてレッスンを希望される生徒さんも増えてきました。ソロの曲やオーケストラスタディに取り組んでいます。個人レッスンの経験がなく部活で初めてヴァイオリンを弾く場合は、楽器を正しく持つことや、指遣いやボウイングを決めるのもなかなか難しいことです。譜読みの段階からきちんと曲に仕上がるように、リズムの取り方や練習の方法も含めて細かく教えています。過去には中高弦楽部で活躍している生徒さん(小学生の時から毎週個人レッスンしています)がソリストに選ばれ、バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲をレッスンしたこともありました。レッスンを受けてみたい方がいらっしゃいましたらお待ちしております。